格子付きガラスドア・引戸

今回は格子付きのガラスドア・引戸をご紹介します。

こちらのタイプの二つの建具、ドアと引戸ですので金具や細かい箇所は違いますが基本の部分は同じつくり方です。

・外枠の桟を作り、格子をはめ込んでゆく穴をあけてゆきます。

・格子のデザインに応じて格子の桟をつくり、組み込んでゆきま     す。

・組み上がった格子は木の反発力などを計算し、あらかじめほんの少しだけ曲げてから枠に組み立ててゆきます。

(これは職人の長年の勘と技です!!)

・塗装を施し、現場にて建付け、金物取り付け、ガラス挿入で出来上がりです。

 

ざっくりいうとこんな感じで仕上がってゆくのですが、

一連の作業の中には数えきれないほどの工程があり、

その一つ一つに職人さんの熟練の技が光ります。

 

普段何気なく開け閉めしている皆さんのお宅の建具も

職人技がたくさん詰まったものかもしれません。

一度観察してみてはいかがですか?